<忍者さんの塗り方>


組み立て編へ

◎塗装
絶妙のタイミングでアンリアルの画集(『コミックアンリアルイラストコレクション featuringモグダン』ISBN978-4-7992-0332-3)が発売されたので、色はこちらを参考にすると良いと思います。 忍者さんのイラストがバッチリ載ってますので〜。

マスキングが非常に多いのでのんびり進めるのが良いです。
作例ではマスキングのし易さを優先して他の色の上から白を塗ってますが、発色は若干悪くなります。 凸部のマスキングが苦にならない方は最初に白を塗ってマスキングしてから他の色を塗って下され。

頭部:白→瞳マスキング→肌色→ほっぺた→髪の毛(濃・淡)→白(鉢巻)→赤

紐の白と黒は筆塗りです。

全てのパーツに共通する事ですが、エアブラシ塗装が終ったら墨入れすると良いです。 服と手足の格子部分は黒、指や耳、服と肌色の境界部分はピンクで墨入れしました。 マスキングのヘボイのを誤魔化す効果もあります(笑)

リボン:白→赤

目のマスキング風景。目全体を覆うようにテープを貼って、輪郭にあわせてナイフでカットしても良いです。

目はまつげを描いて

瞳や瞳孔の輪郭を描いて

中を塗ります

墨入れの後でつや消しを吹いて

おめめとくちびるはクリアで艶やかにしました。きら〜ん。

マフラー:濃淡2色吹きました。濃い方を先に吹いた方が塗り易いと思います。

腕:白→肌色(濃・淡)→クリアーブラウン(パール入り)→白→赤
クリアーブラウンはクリアブルーとクリアオレンジを混ぜればOK。 クリアも足して色を薄くしておくと塗装しながらの色の調整がし易いです。

篭手:青(濃・淡)→白→赤→手裏剣形の部分(筆)
マスキングが得意な方は白→赤→青の順でも良いと思います。その方が発色は良いと思います。

手:白→肌色→黒
指は根元からマスキングしました。黒を吹いた後で、筆塗りで塗り分けています。 塗り分けライン(のスジ彫り)が汚いので塗りで誤魔化して下さい(笑)

右腕と同様です。

指パーツのマスキング風景。指の根元にテープをくるっと巻いて、そこから先ははゾルを塗ってます。

もうちょいちゃんとした写真があると良いのですが(^^;

刀:黒→銀→黒鉄色→金
塗装が得意な方は是非刃紋も再現してみて下さい。

鍔・柄:黒→金

刀と脇差の柄の菱形の部分はこんな感じにマスキングしました。ピンセットや楊枝などで菱形の凹みをなぞってからナイフで切ってます。

胴体(乳):白→肌色(濃・淡)→白→黒→宝石の赤(筆)

乳(左右):白→青(濃・淡)→手裏剣(筆)

胴体(お腹):白→肌色(濃・淡)→青(濃・淡)→黒→白→赤
白の太いラインは最初に塗ってマスキングしました。細い方は後から塗ってます。 細い方は黒い部分に対して出っ張っているので、黒を塗ってマスキングする方が簡単です。


おっぱいパーツの裏側は白で塗りました。

胴体(お腹)パーツも1箇所だけ肌色部分があります。塗り忘れ易いのでご注意。俺は塗り忘れて後から塗りました(笑)

肌色マスキング→白→白マスキングという所。この後黒を吹きます。 塗り分け部分の形状によってどちらを先に塗るのが楽なのかという事を考えて塗る色の順番を決めてます。

昔は白は最初に塗るしかなかったですが、最近は隠ぺい力の高い白が各メーカーから出ていて便利ですね。

下側のマスキングは最初にテープを軽く貼って、塗り分けラインのスジ彫りををピンセットや爪楊枝の先端でなぞって跡をつけ、ナイフでカットしています。

一方、首の方は塗り分けラインに細く切ったテープを貼って、隙間をゾルで埋めるという方法でマスキングしてます。 場所によって使い分けます。

多分このパーツが一番マスキングが面倒です。マスキング苦手な方は筆塗りでも構わないと思いますので(^^;

胴体(お尻):白→肌色(濃・淡)→白→赤→黒

肌と服やパンツとの塗り分けラインでのピンクの墨入れは効果が高いので是非。色は濃い目が良いと思います。

マスキング風景。服との塗り分けラインはナイフでカット、パンツの塗り分けラインは細切りテープでマスキングしてます。

肌色のマスキングが終った所。この後白を吹いたら、

白をマスキングします。

服の方はカットで、パンツの方はカットと細切りを併用しました。こんな写真しかなくてすんません。

リボンの白いラインのマスキングも割りと面倒です。 画集のイラストではリボンの端も白いラインだったので、そのように変更しても良いと思います。


マスキング風景。ひらひらの部分は割り箸に両面テープで固定して塗装しました。あまり強力なテープだと塗膜をもっていかれるので要注意です。

前(後ろ)垂れ:白→青(濃・淡)
マスキングする所がうねってるのでちょっと面倒ですね。このパーツも割り箸に貼って塗装しました。

紐:赤→白と黒(筆)

飾り:黒→赤と白と金(筆)
金はエナメルのゴールドを使いました。

右足:青(濃・淡)→黒

左足:白→肌色(濃・淡)→クリアブラウン→黒

服や篭手の黒い部分と、足パーツに塗る黒は微妙に色を変えました。足の方は多少青っぽい濃いグレーという感じです。 本当はブルーパール入れたかったんですが塗料を買ってる暇がなかったです。

全体として調色が甘いというか、参考にする資料が少なかったのでイマイチです。 是非画集を買ってちゃんとした色で塗って下さいな。

左足首のリング状の部分は画集では手のリングと同様に白と赤の2色で塗られていました。 俺はラフスケッチの彩色を参考にして黒で塗っちゃったので、後日塗り直したいと思います。

左足首を塗り直しました。

組み立て編へ
戻る TOPへ