<カミナギのつくり方その1>

塗装編/組み立て編


WF2007販売分について、説明書に「全16パーツ」と書かれていますが、17パーツの間違いです。 すんましぇ〜ん。

◎下地処理
まずは、パーティングラインを消して、気泡を埋めて下さい。
以下、見本を作る段階で気になった点について書いていますが、 必要な工作というよりもやっておくと若干印象が良くなるというものが大半です。 なので面倒臭かったらどんどんスルーして進めて下され。

今回も一部を除いてダボは作ってません。
パーツの接合面には大抵3mmアルミ線の跡が付いてますのでそこに軸打ちして仮組みして下さい。

俺はグレーサフを使わないので明るい色で塗る部分の下地処理には白いポリパテを使ってます。 今回は最近出たタミヤパテの白ver.も使ってみました。 ちょっとした傷や気泡を埋めるのにはやはりラッカーパテの方が手軽でいいですね。

百合の花は塗装前に接着&継ぎ目消ししておきます。茎の部分はアルミ線などに替えてしまった方がいいと思います。 もともと『茎は自作して下さい』という仕様の予定だった所を急遽真鍮線を原型にしてみたというだけなのでイマイチです〜。

作例では1.5mmアルミ線にしてみました。原型は2mm真鍮線でしたがちょっと太かったような気がします。

花はあまりこだわって造ってないのでテキトー原型です。素材だと思って下され(笑)
もし可能ならオシベやメシベも追加して頂ければ重畳(^^;

作例ではオシベを0.3mm、メシベを0.5mm真鍮線で作ってみました。 はじめに真鍮線に適当にRをつけて、爪楊枝を使って先端にポリパテをそれっぽい形になるように付けます。 硬化したら瞬着でコートしてガード。オシベは1本ずつ瞬着で接着しながら束ねています。

花の方は中心に2mm位のピンバイスで穴を開けて、ナイフですり鉢状になるようにすこし削り、オシベ&メシベを差し込めるように加工しました。 やってみようという方は塗装編の画像も参考になさって下さい。

ネットで拾った百合の花の画像です。 百合にも色々種類があるようですが、劇中で咲いてたのがどの種類なのかはよ〜分からんです。 原型は見た目で気に入った笹百合という種類をほんのり(笑)参考にしてます。この画像も笹百合。

※追記
肩の板のセレブラムのマークはデカールで再現することにしたので、邪魔なスジ彫りを埋めちまいます。

WF2007夏にてキットをお買い上げの方には連絡していただければデカールをお分けしますのでメールでお知らせ下さい。

デカールの自作ができる方はデカール用素材をどうぞ。

胴体パーツの腕の取り付け基部はテストショットの時点でゴムがもげた(TnT)のでもれなく不要部分のオマケ付きとなっております。 適当に彫刻刀やナイフ類で除去して下さい。

オマケを除去した状態です。 腕パーツで隠れるので適当でオッケー(笑)

顔の収縮>髪の収縮
の結果、うなじの辺りでパーツの合わせ目に若干隙間ができます。 普通に組む上では特に支障ありませんが、暇な方は真ん中で隙間の分だけ幅詰めしてみて下さい。

時間がなくて頭部と前髪のすり合わせがちょっとイマイチだったので若干隙間ができます。 気にする程でもないのですが、いやいや気になるぜ!という方はパテで埋めてちょんまげ。

ダボを彫って、サフ吹いて、離型用にワックス塗って、ポリパテ盛って、前髪をぎゅっと押し付けると、

ダボの出来あがり。

同時に隙間埋めも完了。

一気にやるとはみ出すポリパテで隠れて前髪と後頭部の継ぎ目がピッタリ合っているかどうか確認できません。 まずダボの部分だけにパテを盛ってパーツを合わせて、ダボが出来てから再度隙間埋め、 というように工程を2回に分けると良いです。 ダボが出来ていればパーツのズレを気にせずに一気にぎゅっとやれるので失敗しません。

頭部は濃い色で塗装するので、普通のポリパテ使ってます。

胴体が前後方向に収縮した結果首のアレが前後方向に若干はみだし気味です。

前面で合わせて、

後ろは(見えないので)気にしない事にするもよし、

幅詰めして、

本来の接着位置に来るよう修正するもよし、

という感じです。幅詰めは割と面倒なので気にしないのが一番かと(^^;

毛先が抜けてないトコは平らに削ってキャストの小片を瞬着でくっつけて再生します。 あまりツンツンした毛先には造ってないので気泡にパテ詰め込むだけでもいいかもです。

キャストの小片は湯口とかの切り飛ばしたのを使って下され。

再生完了。

左手首には複製段階で原型に入ってしまったヒビの跡があるのでパテで埋めて下さい。

首のV字部分はゴムが食われないようにと、あまり深く掘り込んでありません。 できれば(奥行き方向に)少し彫りこんで、

顔パーツの首の先端をポリパテで補充して鋭角に修正して頂けるとありがたいです。

足の内側のライン消しはちょっとやりにくいですが、紙やすりやスポンジやすりを細長く切って寒風摩擦的な要領でやすると良いです。 両足で胴体を支えて両手でごしごしやる訳ですよ(笑)

股間のパーティングラインは原型のスジ彫り上にあるので綺麗に消す必要はないです。 ここが後ろ(お尻)側の黄色と前側のグレーの塗り分けラインです。

奥まった部分は紙ヤスリを小さく切ってピンセットで掴んでやすったり、 紙ヤスリを楊枝の先につけて使うと良いです。

綺麗になったら(洗って)プライマーやサフを吹いて塗装準備完了です。


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