・ニッパー(田宮の高いやつ)
・デザインナイフ
・紙やすり(3M)
・スポンジやすり
・ピンバイス
・3mmアルミ線
・瞬間接着剤&ノズル
・ポリパテ
他所のキットではあんまりないと思いますが、俺のキットとかはゲートが付きっぱなしだったりします。 なのでまずはニッパーでこの余分なゲートを切り取ります。 キャストは結構割れやすいので、いきなりキワを攻めてはいけません。 プラモと一緒で多少残すようにカットして、後はデザインナイフで少しずつ削ります。
形は球状なので表面に見える穴よりも大きな空間が内部にあります。内部まで埋める為、
まずデザインナイフで穴を広げてしまいます。
埋める材料は穴の大きさや好みによって
・パテ類
・瞬間接着剤(以下瞬着)のみ
・キャスト片+瞬着
といったところでしょうか。
以下、説明を兼ねてポリパテとキャスト+瞬着の2種類の方法で気泡を埋めてます。
気泡が極小の場合はラッカーパテや瞬着で埋めるのですが、アラシたんには無かったので割愛。
ポリパテによる気泡埋め。
ポリパテのいいところは硬化後の切削性の良さで、非常に簡単に綺麗にできます。
キャスト+瞬着での気泡埋め。
気泡の大きさに合わせてテキトーに削ったキャストのカケラに瞬着を着けて気泡に差し込みます。
硬化したら余分な部分をカットしてやすりがけ〜。
瞬着はキャストに比べて硬いので処理した部分だけ盛り上がった状態になりがちなのでご注意。
ゲートが折れて欠けてしまった部分もキャスト片を貼って修復してます。
キャスト+瞬着その2。
気泡の場所や大きさによってはこんな感じでまずV字に切り欠いた方がうまくいく
場合もあります。
キットのパーツは原型とは微妙に形状が変わっている可能性があります。 その為、他のパーツと干渉する関係にある場合はいきなり接着せずに仮組みして、 パーツ同士がぴったり合うかどうか確認してから接着しましょう。 接着には瞬着を使います。 パーツの変形の影響で接合部に隙間ができてしまうような場合には瞬間接着パテが便利です。
アラシのスカートは足パーツをガイドにして接着して下され。
アラシたんは首の接合部に力がかかるので3mmアルミ線でがっつり軸打ちして下さい。
顔パーツの首部分に3mmの穴を貫通するまで開け、胴体に仮止めして胴体側にも穴を開けます。
胴体パーツの矢印の突起は原型にあった軸の名残なのでカットしておいて下され。
胴体と足の接合部はダボが抜きの都合上なくなっちまった(笑)ので、やはり強度アップに軸打ちして下さい。
原型の軸の名残が見えると思うのでそれを目安に、片方に3mm、もう片方に4mm位の穴を、
なるべく断面に垂直になるように開けます。
3mmの方にはアルミ線を差し込み、4mmの方はパーツを合わせてみてダボ(の名残)がぴったり合うように必要に応じて穴を広げます。
最後に4mmの方にポリパテを詰めてパーツをぎゅっと合わせて硬化を待ちます。
下地処理完了。
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