俺は面倒臭いのでパス(笑)
一応『ペインタブル』と謳っている製品を使っているので洗わなくても塗れる筈ですが、
「水洗いすれば、いっそう効果的」に塗装できると書いてありました。
どうしようか迷う方にはこの言葉を捧げます。
『何か悪くなる可能性があれば必ずそうなる(byマーフィーたん)』
洗うのは次の下地処理終わってからでもいいかも。
気泡はパテで埋めやすいようにデザインナイフで少し抉ってから、瞬間接着パテで埋めています。 瞬着パテは液と粉の配分によって流動性が調節できて便利です。 割とヒケるので多少盛り上がる感じに盛ると良いです。 硬化したらデザインナイフでおおまかに削った後、紙やすりで仕上げます。 一見綺麗に見えてもうっすらと盛り上がっている(ヤスリ掛けが不十分)事が多いので、 部屋の照明にかざして確認するといいです。
ポリパテの方が切削性も良くて楽なのですが、経時変化によるヒケが大きいので俺は使いません。 あとは塗装の時にグレーサフを使わないので、色の濃いラッカーパテを使ってしまうと隠蔽しきれ ないのでこれまた使ってません。作例ではパテは瞬着パテのみを使っています。
写真は太ももの裏と顔パーツにパテを盛ったところです。
睫の中央にはほぼ100%の確率で気泡が出来てしまったのでパテで埋めて下さい。
すんましぇん。
パテが硬化した状態。気泡のあった部分がヒケているのが分かると思います。
指先も気泡が出来やすいのでよくチェックして下さい。
俺の分は抜き損じを使ってるので指先再生せにゃなりませんでしたが、
キットにはここまで抜けてないのは入ってません。
1個余分に抜けばいいようなものですが、
何十個も抜き終わったあとではその1個を抜くのが嫌で嫌でパテで作った方がいいやとか思ってしまいます。
実際には抜いた方が早い訳ですが(笑)
写真左(初代展示見本)と比べると右(2代目)は『中』パーツの付け方が間違ってるのが分かります。 ホントは『大』の下を通るのが正解。こういう場合は笑って誤魔化すのが一番です。わはは。
継ぎ目が消えたらパーツ全体に肌色サフを吹きます。おしりパーツにもサフ。
なにしろ透け透けなので(笑)まずは肌色で塗ります。
かなり濃い目の肌色とピンクで塗ってみました。
ちょっと濃すぎな気もしますが、さてさてどうなるものやら。
肌色を塗る時に水着をマスキングするので、ここではマスキングは必ずしも必要ではないのですが、
パールとか吹くので一応念のため為やっときます。
次に白ですが、普通の白だとなかなか白くなってくれないので、多少隠ぺい力のある316番の白を使いました。 スーパーホワイトでも良いと思います。ああ、でも透けるように塗るには隠ぺい力ない方がいいかも。
肌が接している部分は肌色を多少塗り残すような感じで白を吹いていきます。
このあとマッターホルンというパールっぽい塗料も塗り重ねるので多少派手目に残します。
最後にマッーターホルン、スーパークリアーの順に吹いて水着の塗装は完了〜。
注:写真はおしりパーツですが、上半身のマスキング→腕の接着→おしりマスキング、という順でマスキングして下さい。
腕の接着前におしりをマスキングしてしまうと、右腕の位置決めの際にテープやゾルが邪魔になって右足が仮留めできません。
要するに俺がやらかした失敗談な訳ですが(笑)
両腕を接着します。右腕は上半身、下半身、右足の3パーツを瞬着やテープなどで仮留めしておいて、ひざ上のダボを合わせて位置決めします。
継ぎ目は瞬着パテで消します。ヒケるので完全硬化(爪で押して跡がつかない感じ)するまで放っておきましょう。
粉と液の配分にもよりますが、キャストよりも多少硬いので何も考えずにやすると接合部がゆるやかに盛りあがった状態になってしまうので、
色々な方向に均一にヤスリ掛けするようにします。
写真はパテ硬化後、おおまかにナイフで削った状態。ここからヤスリ掛けします。
継ぎ目が綺麗になったら肌色サフ吹いて塗装に入ります。