<カミナのつくり方 その2>


◎塗装
見本に使った色はこんなです。ご参考まで。
場所使用カラー備考
白、青、赤ちょっちシャドウは青多めで
肌色キャラフレッシュ1、赤、黄
刺青青、黒、白
さらし&ベルト最後に墨入れ
マント表赤、黄、黒先端に向かって少しずつ赤→朱色という感じに黄色を足しつつ何色か塗ってます
マント裏赤、茶、黒暗い朱色という感じ
ズボン茶、紫、白小豆色とグレーが混ざったような色です
マントの紐黄橙色金具は金色で
サングラスクリアーレッド
ベルトの金属部分クロームシルバー
台座ミッドナイトブルー、黒好きな色で塗って下され

※使用カラーは
白:Ex-ホワイト(ガイアノーツ)
クリアー:Ex-クリアー(ガイアノーツ)
クロームシルバー:田宮エナメル
その他はGSIクレオスのラッカー系です。

最初にメタルプライマーorサフ、次に台座以外のパーツに白を吹きます。
マントは持ち手の真鍮線を差す場所がないので手で持って、 片面→裏面→持ってたトコ、のような感じに十分乾燥させつつ順番に塗ると良いです。

白の次は肌色を塗ります。
目、ベルト、サラシの部分をマスキングします。

留め金は金色にしました。あと墨入れ。紐も金色でも良かったかも。

白→マスキング→ズボン(明・暗)と吹いて、穴の奥をズボンの色で筆塗り。 全体につや消し吹いたら穴のフチをクロームシルバーで筆塗り。

白→つや消し→クロームシルバー筆塗り。

結び目付近など、穴が貫通してないトコは穴に黒で墨入れしました。 グレーの方が良かったかも。

明暗2色でグラデーション。

白→マスキング→肌色(明・暗)→マスキング→刺青。つや消し吹いて墨入れ。

刺青塗る前の肌色のマスキングはかなり面倒臭いです。 マスキング苦手な方は筆塗りでも良いかと。

白→マスキング→肌色(明・暗)→マスキング→髪(明・暗)→マスキング→刺青。

上に続いて、
顔にクリアー吹いてから目とかを筆塗り→つや消し→瞳だけエナメルのクリアを塗って艶有りに。

エナメルで目を描き込んでからラッカーのクリアー吹いてますが、少しずつ吹けば多分(笑)大丈夫です。

最後にサラシのトコをハルレッドで墨入れしてます。色は黒でもグレーでも茶色でもなんでも構わないと思います。

顔の筆塗り。
黒→クリアーレッド→白(ハイライト)。

口と耳はクリアオレンジで墨入れしました。

今回塗装で一番面白いのはマントのグラデーションじゃないかと思います。

もっと派手に明暗をつけたり、 先端に向かってオレンジや黄色になる位まで明るく変化させたりしても面白いと思います。

本来は背中にグレン団マークがありますが、 マントの長さや形状をアレンジしているので作例では描いてません。

台座は好きな色で塗って下さい。作例では黒に近いグレーにしてます。まぁ殆ど黒ですな。

サングラスは表側のみ塗装しました。 裏側も塗る場合は塗料が顔に付かないように最後にクリアーでコートした方が無難です。

◎組み立て
各パーツ接着して完成です。腕は構造的に接着剤塗りにくいですが、瞬着にノズルをつけて目立たない部分の隙間から流し込むと良いと思います。

マントは肩の辺りにエポキシ系接着剤か瞬間接着パテをはみ出さないように塗って接着して下され。 接着面の塗料を落として、ピンバイスでいくつか浅い穴でも開けとくと接着強度が上がると思います。

接着面の塗料は麺棒にツールクリーナーを染み込ませて落としてます〜。

マントなしにする場合、腕の分割ラインが気になる方は塗装中に接着・継ぎ目消しするか、 下地処理の際に継ぎ目の目立たない刺青のラインで分割し直して下さい(肩は胴体に接着)。
分割は上腕の太い方のラインの上端で切れば良いと思います。 原型もこのラインで分割すれば良かったのですが、マントありきで造っていたのでそこまで気が回らなかったっす(^^;

サングラスは前髪パーツの裏側に両面テープで固定して着脱できるようにしてます〜。

◎完成

という訳で、これにて終了でございます。
これを読んだ方が「よーし、俺もいっちょやってみっか〜!」と思うのか、 「うわっ面倒クサっ!パスパス」と思うのか分かりませんが、願わくば前者でありますように(笑)


戻る TOPへ